カレノ元カノ(第4話)

(第3話)「ファーストキス」はこちら
嫉妬との闘い

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初めての彼氏ができて数週間、幸せな日々を送っていた。

けどどうしても引っかかることが一つあった。

それは元カノのこと。

黄色いバラの花言葉が「嫉妬」だと知ったのはもうすこし後のことだったけれど、未だに黄色いバラを見ると当時抱いた嫉妬の感情が蘇る。

彼は「もう数ヶ月会ってないけど、きちんと別れを伝えてないから塔子ちゃんのためにも元カノに連絡をして別れを告げる」と言っていた。

問題はそれが終わっているのかどうかだった。

聞こう聞こうと思っても、会ってもいつも切り出せずにいた。

それ以外は幸せすぎる毎日だったけど、そのことを考えると嫉妬で精神が崩壊しそうだった。

そして、あるとき勇気を出して彼に聞いてみた。

「ずっと気になってたんだけど、聞きづらくて聞けなかったんだけど、一つ聞いていい?」と。

彼は即座に「元カノのこと?」と言ってきた。

私は頷いた。

すると「実はことが終わってからきちんと報告しようと思っていたんだけど、今週末に会って話する。俺の気持ちはもう塔子ちゃんにしか向いてないから心配かけるといけないと思って、終わってから言おうかと思ってたんだ。」と。

私は一気に涙が溢れてきた。

そして「でも彼女が別れたくないって泣いてすがってきたらどうするの?」と聞いた。

すると彼は優しく頭を撫でながら「大丈夫。その後ちゃんと会いにくるよ、塔子ちゃんに!」と。

「元カノとはランチするのも変だから15時から話する約束をしてる。だから1時間くらいはなしして夕方から会えるかな?」と言われた。

私は泣きながら「やだ、会って欲しくない。」というと「でも一応は2年くらい付き合ってた人だし、逆にちゃんと別れないとこれから塔子ちゃんに信用されないでしょ?だから俺はこれはもう義務としてやるべきことだと思ってる。」と言われた。

「順番が逆になったばかりに変な心配かけてごめんね。でもそのくらい塔子ちゃんへの気持ちが抑えられなかったってことだよ。わかってほしい。」と心配そうに私の顔を覗き込んだ。

カレのいってることややろうとしてることが正しいことも頭ではわかっていた。

元カノ・・・、どんな人なんだろう、何をやってる人なんだろう。

可愛いのかな?綺麗なのかな?

私の心の中が元カノのことで占領されてしまうくらい、私は生まれて初めての「嫉妬」という感情に苦しめられた。

この記事を書いた人

toko
一にも二にも恋とセックスが好き。経験した男性は100人以上。結婚に興味のないアラサー女子。
男を虜にする魔性ぶりは周囲の同性からも一目置かれるほど。これまで大物からヒモ男まで数々の男を渡り歩いてきた。
趣味:セックス、特技:セックス。将来の夢は官能小説家。

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